過集中の時って思ってもないこと書けるから楽しいな。指先が心に追いつかなかった。

君の声は忘れたくないよ。人の記憶で最初に消えちゃうのって声らしいね。だけど言葉を先に忘れてしまった。喜んでる声、悲しんでる声、怒ってる声、どれもちゃんと覚えてるけど、なんて言われたのかどうしても思い出せないし思い出したくもない。静かに震えた声が好きだったし、こんなに怒っててもやっぱり低い声は出ないんだなって思うと少し可愛かった。こんなところが怒らせる原因なんだろうな。相手の負の感情、本来は攻撃に転化するような感情、表に出すか否かの葛藤、それら全部を庇護の対象に向けるような可愛さの檻の中に収めて、鑑賞してしまうようないやらしさ。本当に悪趣味だよな。だけど大人が自分の子供に向ける感情も似たようなものだと思う。彼女のことを自分の子供みたいに愛してるから、想像上の幼児性を可愛いと思い込んで、彼女のことを正面から見られなくなってしまっていたんだと思う。だから、次からはうまくやれるようになりたいね。まだ別れたわけじゃないけれど、いずれ別れるだろう。永遠なんてないんだから。この瞬間の幸せが永遠じゃないという事実を直視することをさけて、2人の関係が永遠であることをコミュニケーションの通奏低音として扱う。自分たちなんて所詮は人間で、特別な対策をしない限り自分たちの関係はいずれ終わる。うっすらとわかっているはずなのに、運命だという思い込みに飲まれる。自分たちは特別な2人なんだ。別れるなんてありえないよ。夫婦の3組に1組は離婚する。だけど薬指の指輪を、いずれ外されることを想像しながらはめる人なんていないだろう。そんなもんだよな。うちの母親の指輪は長い間外れなかったけど、10年ほど前に父親と大喧嘩をした時に初めて外れた。原因なんかいくらでも考えられそうだけど、恋愛とかそういう事柄に関するトピックって霊的な何かが背景に存在すると思い込んだ方が刺激的に生きられる気がする。運命に翻弄されたい。それが総合的には不幸だとしても、正と負の激情の渦に飲まれて、一生を終えたい。それがドラマだから。

https://chiharu2529.hatenablog.com/entry/2019/08/29/021156

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