それからしばらく身を重ねていた。 君の体温と身体の重みだけが世界の全てだったから、肌が離れた途端に心まで冷えるようだった。 私はずっとまどろみに浸っていたいのに、君は先にふたりの夢から覚めて私に背を向けてしまう。あれだけ軽い気持ちで可愛いっ…
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